【次女伝説③】体育会系の私が放送部⁉陰キャの巣窟でギラつく一年生

うちの次女、実は小2から芸能事務所に所属してた元・子役志望。

カメラの前でセリフを言ったり、発声練習やレッスンもこなしてた時代がある。

中学に入り、「部活、何入るの?」って聞いたら

運動神経もあるし、てっきり運動部に行くかと思いきや…

「放送部にするわ。」

え?なんで⁉って思ったけど、本人いわく

「運動するのは体育で十分。あと、将来考えて」

と、やたら現実的なこと言ってきた。

はい、しれっと自分の道を選ぶタイプです。

◆初日から「ここ、無理かも」

入部して早々、次女の顔が曇る。

「ママ、放送部、ルール多すぎ…」

時間厳守、敬語徹底、態度指導あり。

体育会系とはまた違う、**“礼儀ガチ勢”**な部活。

中でも、次女が引っかかったのはこれ↓

「鏡と櫛の使用禁止」

身だしなみ整えてただけなのに「部活中に使うな」と怒られたらしく、

「いやいや、意味わからんし。整えることの何が悪いの?」とブチギレ気味。

◆ノリが合わん!レスポンスがない!

そして次女が一番つらかったのは…

まわりが“超”おとなしい。

本人いわく、

「陰キャばっかりで、ツッコミもないし、リアクションないし、面白くない…」とのこと。

次女、どちらかというと陽キャ爆発型の人間。

周囲とのノリが合わなすぎて、会話しても全然盛り上がらないのがしんどかったらしい。

でも、辞めない。

なんだかんだで耐えながらも「私は私」と貫く。

◆体育祭のアナウンスオーディションで魅せる

そんな中、転機が。

体育祭のアナウンス担当を決めるオーディションが開催され、

1年生からは2名のみ、という狭き門。

部員15人中、希望者多数。

誰が選ばれるかと思いきや――

選ばれました。うちの次女。

◆声がハスキーでも、響かせ力で勝つ

次女の声は、ちょっとハスキー。

でも、声質ははっきりしてて、通る。しかも大きい。

(母的には、家でも「うるさ…」と思うこと多数)

審査した先生からも「聞き取りやすくて安定していた」と評価されたらしい。

「運動神経だけじゃない。声でもいけるんだ」

そう言って、ちょっと嬉しそうな顔してた次女を見て、

私は思った。

どこにいても、自分の強みを出せる子なんだなって。

◆母の想像を軽く越えてくる人

放送部って聞いた時は、

「え、じっとしてられんの?」とか「真面目すぎて無理なんじゃ?」って思った。

でも彼女は、合わない環境の中でも、チャンスを掴みに行く。

合わない相手には合わせすぎず、

でも自分の魅力はちゃんと出してくる。

ほんと、しれっと最強。

◆おわりに:「らしさ」は武器になる

次女を見てると、

「自分らしさ」ってやっぱり最強の武器だと思う。

みんなが静かな中で、声を出せる。

ルールに縛られすぎず、自分の感覚を持っている。

そして、ちゃんと評価される場面で結果を出す。

やっぱりあんた、ただ者じゃないわ

崩壊上等、でも愛はある。

次回は「やればできる子」じゃなくて「やりたくなったら、ぐんと伸びる子」の予定です♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です