うちの次女、実は年長さんの頃から書道を習っています。
硬筆も毛筆もやってきて、気づけば6年…。
でも、正直言います。
あれだけ通って、二段?しかも両方?
いやもう、母としては「上達…遅っっっ!」と思っておりました。
本人もやる気がないわけではないんだけど、
“型にハマるのが苦手”というか、“練習しても結果が出にくい”というか…。
毎回お教室に行くたびに「今日はうまく書けた?」と聞いても、
「うーん…ふつう?」っていう微妙な返事が定番。
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◆そんなある日、突然の転機
長年お世話になっていた先生が体調を崩されて、
やむを得ず、別のお教室に転籍することに。
場所も先生もガラッと変わって、本人ちょっと不安げ。
「またゼロからになるのかな…」と母も心配してました。
でもね、新しい先生。
まさかの大当たり。
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◆先生、祖父母よりちょい若め。なのに、ノリが合う。
新しい先生はご夫婦でお教室を開いている方々。
お年はうちの祖父母より少しお若いかな?くらい。
なのに…めっちゃノリが合う。
次女いわく、「先生、おもろいし優しいし話しやすい。でも、ビシッとは言うときは言う。」
これ、最高の相性。
今までの“ルールに従って書く”がしんどかった子にとって、
“自分らしく書きながらも、しっかり見てもらえる”環境は、まさにフィット。
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◆しれっと覚醒。字が…変わってきた!?
お教室を変えて数か月。
なんと…字が、上手くなってる。
いや本当。母、驚愕。
同じ筆を持ってるはずなのに、線が生きてる。
「やっと書道してる感あるやん!」って、ちょっと感動した。
しかも、次女自身がうれしそう。
「今日ね、先生に“うまくなった”って言われた!」
「前は“何回書いても同じやん…”って思ってたけど、今は“あ、ちょっとよくなった!”ってわかる!」と。
しれっと覚醒してました、この子。
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◆やっぱり「相性」って、大事だよね
もちろん、6年間無駄だったとは思ってません。
でも、どれだけ頑張っても「環境」が合ってないと成果に繋がりにくいってこと、
この書道エピソードで痛感しました。
厳しすぎてもダメ。
甘すぎても伸びない。
ちょうどいい“間合い”で見てくれる人がいると、人って変わるんだなあ。
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◆おわりに:次女は“やればできる子”じゃない。“やりたくなったらやる子”。
次女を見てると、よくわかる。
この子、「やればできる子」じゃなくて、「やりたくなったら、ぐんっと伸びる子」。
そしてそのスイッチを入れるのは、誰かじゃなくて「環境」なんだなって。
これからも書道、続けられそう。
できれば、昇段もしてほしいけど…
まあ、しれっとやってくれたら、それでいいかな。
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次回は「三者面談でまさかの展開が?!」の予定です!

