次女の通う中学校では、学期ごとに担任との三者面談があります。
本来なら、「学習状況」「友人関係」「家庭での様子」などをお互いに軽く確認しあう、ゆるめの面談――のはず。
ですが。
我が家ではもはや、
**「次女、全放出タイム」**と化しています。
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◆まさかの一言目から飛ばす
先生:「じゃあ、今日は最近の学校生活で何か気になることとかあれば…」
次女:「あの、席替えの回数、もっと増やしてください。」
先生:「……!」
私:「(え、そこ⁉)」←母、思わず横でチラ見
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◆さらに飛び出す、ピンポイント爆弾
「〇〇さんが嫌いです」
「〇〇さんとは仲いいので、同じ班にしてください」
「授業中、トイレに行けないのが納得できません」
「水泳は絶対ムリです。寒いし無理。無理なもんは無理です」
「〇〇先生が怖いです。嫌いです」
「〇〇先生が“あなたは考えが足りない”って言ったんですけど、それどういう意味?私、悪いんですか?」
まあ、出るは出るは 思っていることがポンポンと・・・
オブラートに包もうか、ね!
って言っても無理かな、次女には。
担任の先生、顔は笑ってるけど、目が若干泳いでた。
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◆それでも先生、がんばって聞いてくれる
先生:「そうなんですね…。わかりました、検討してみますね」
次女:「検討、じゃなくて、やってほしいんですけど」
私:(……うわ、押しが強ぇ…)
でもね、先生も優しいんです。ちゃんと一つひとつ、否定せずに聞いてくれた。
ただまあ、その場で答え出せる内容じゃないことも多くて、沈黙の時間がちょいちょい発生。
母としては「もうやめて〜」と内心で頭抱えながら、微笑むしかない。
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◆遠慮しないって、ある意味すごい
ふつう、二者面談って先生を前にすると、
子どもも親も多少は空気読むものだと思うじゃん?
でも次女には、そんなセンサーない。
「言わなきゃ伝わらないでしょ?」が基本スタンス。
納得いかないことは聞く。
ムリなものはムリと言う。
そして、目を逸らさない。
正直、母はヒヤヒヤ。
でもその“正直すぎる姿勢”は、ある意味すごいなとも思う。
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◆ただ、先生の胃は大丈夫だろうか
担任の先生、今ごろ職員室で胃薬飲んでないか心配。
他の子が「特に問題ないです〜」「友達と仲良くやってます〜」って言ってる中で、
1人だけ“次女劇場”を繰り広げられてるんだから。
でも、ちゃんとメモ取ってくれて、
「水泳については個別対応も考えてみますね」
「〇〇先生への感じ方も、もう一度確認します」
ってフォローしてくれた。
先生、ありがとう。マジでありがとう。
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◆おわりに:大人しい子より、ちょっとウルサいくらいがちょうどいい?
次女は、遠慮しない。
嫌なことは嫌。おかしいと思ったら言う。
その分、敵もつくりやすいけど、味方もちゃんとできてる。
“素直”と“ストレート”って紙一重だけど、次女はそのバランスで生きてる。
先生にとっては大変かもしれないけど、
こういう子がいることが、学校の空気を少し動かすのかもな…と思ったりして。
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次回は「初・定期テスト!まさかの・・・」編、予定しています!

