【次女伝説⑤】三者面談が次女の独壇場。「私、言いたいこと言いますんで。」

次女の通う中学校では、学期ごとに担任との三者面談があります。

本来なら、「学習状況」「友人関係」「家庭での様子」などをお互いに軽く確認しあう、ゆるめの面談――のはず。

ですが。

我が家ではもはや、

**「次女、全放出タイム」**と化しています。

◆まさかの一言目から飛ばす

先生:「じゃあ、今日は最近の学校生活で何か気になることとかあれば…」

次女:「あの、席替えの回数、もっと増やしてください。」

先生:「……!」

私:「(え、そこ⁉)」←母、思わず横でチラ見

◆さらに飛び出す、ピンポイント爆弾

「〇〇さんが嫌いです」

「〇〇さんとは仲いいので、同じ班にしてください」

「授業中、トイレに行けないのが納得できません」

「水泳は絶対ムリです。寒いし無理。無理なもんは無理です」

「〇〇先生が怖いです。嫌いです」

「〇〇先生が“あなたは考えが足りない”って言ったんですけど、それどういう意味?私、悪いんですか?」

まあ、出るは出るは 思っていることがポンポンと・・・

オブラートに包もうか、ね!

って言っても無理かな、次女には。

担任の先生、顔は笑ってるけど、目が若干泳いでた。

◆それでも先生、がんばって聞いてくれる

先生:「そうなんですね…。わかりました、検討してみますね」

次女:「検討、じゃなくて、やってほしいんですけど」

私:(……うわ、押しが強ぇ…)

でもね、先生も優しいんです。ちゃんと一つひとつ、否定せずに聞いてくれた。

ただまあ、その場で答え出せる内容じゃないことも多くて、沈黙の時間がちょいちょい発生。

母としては「もうやめて〜」と内心で頭抱えながら、微笑むしかない。

◆遠慮しないって、ある意味すごい

ふつう、二者面談って先生を前にすると、

子どもも親も多少は空気読むものだと思うじゃん?

でも次女には、そんなセンサーない。

「言わなきゃ伝わらないでしょ?」が基本スタンス。

納得いかないことは聞く。

ムリなものはムリと言う。

そして、目を逸らさない。

正直、母はヒヤヒヤ。

でもその“正直すぎる姿勢”は、ある意味すごいなとも思う。

◆ただ、先生の胃は大丈夫だろうか

担任の先生、今ごろ職員室で胃薬飲んでないか心配。

他の子が「特に問題ないです〜」「友達と仲良くやってます〜」って言ってる中で、

1人だけ“次女劇場”を繰り広げられてるんだから。

でも、ちゃんとメモ取ってくれて、

「水泳については個別対応も考えてみますね」

「〇〇先生への感じ方も、もう一度確認します」

ってフォローしてくれた。

先生、ありがとう。マジでありがとう。

◆おわりに:大人しい子より、ちょっとウルサいくらいがちょうどいい?

次女は、遠慮しない。

嫌なことは嫌。おかしいと思ったら言う。

その分、敵もつくりやすいけど、味方もちゃんとできてる。

“素直”と“ストレート”って紙一重だけど、次女はそのバランスで生きてる。

先生にとっては大変かもしれないけど、

こういう子がいることが、学校の空気を少し動かすのかもな…と思ったりして。

次回は「初・定期テスト!まさかの・・・」編、予定しています!

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