【次女伝説⑥】初・定期テスト!赤点量産でも落ち込まない天才肌

中学に入って、ついにやってきた――

初めての定期テスト。

みんな「勉強しなきゃ…」と焦る中、うちの次女はやる気満々!

「目標?うん、5教科で400点!」

(え?どっからその数字出てきた?)

でもさ…

母:「じゃあ、目標達成のために計画立てようか!」

次女:「……無理。どうすればいいのか、わかんない。」

◆計画表を見ただけで「脳がクラッシュ」

せっかくやる気あるんだから、なんとか形にしてあげたい母。

タイムスケジュールとか、勉強の配分を一緒に考えるんだけど…

次女:「その計画、ムリ。考えただけでクラっとする」

「それ、できなかったら失敗ってことでしょ?無理〜!」

はい、思考停止モード突入。

◆結果:予想通りの、オール赤点。

英語?文法?**「whyって何?私は何?」**状態。

数学?足し算・引き算すらアヤシイ。

国語?漢字がファンタジー。

社会・理科?「先生、日本語話してる?」と本気で聞いてくる。

で、テスト結果。

「うん、赤点ばっかだった!」と満面の笑み。

え、そこまで開き直れる⁉

◆落ち込むどころか「次いこ、次!」の謎メンタル

母としては「少しくらい反省を…」と思うじゃないですか。

でも次女、

「ま、今回はしょうがないじゃん」

「次のテストでは目標300点にしとこ!」

「あ、でもどう計画したらいいかわかんないから、またテキトーにやるね!」

振り返りゼロ、反省ゼロ、でも希望だけは持ってる。

メンタル強すぎん?

◆ちなみにIQ67。苦手が山ほどある。

・足し算引き算、毎回あやふや

・時計の読み、秒針の意味不明

・「あと何分」の感覚ゼロ

・漢字は読めても書けない

・暗記科目は、1時間後にはすっからかん

・授業の説明?「理解できたことない」って自白済

つまり、学習面はフルコンボでしんどい。

◆でも!光る才能がここにひとつ。

それが――タイピング。

もうね、これだけは…異常に早い。

ローマ字をやっと覚えたと思ったら、すぐにブラインドタッチ習得。

カタカタカタカタ…鬼速。

母:「あんた、他の教科もその勢いで覚えてくれ…!」

でもね、タイピングだけじゃ生きていけないのよ、世の中。

◆おわりに:結果なんて気にしない。楽しくいこうぜ、精神。

たしかに、学習は厳しい。

数字も、時間も、暗記も、ぜんぶ「できないこと」だらけ。

でもね、落ち込まないんですよ。

次女は、常に“今を生きてる”。

悩まない、引きずらない、凹まない。

だから、親が「うわ…赤点…」ってなってても、

本人は「今日も楽しかった!」って言える。

それって、もしかして最強なんじゃない?

〜おまけ〜

📝 定期テスト対策のポイント

中学生の「定期テスト」は、範囲が広く、文章量も多く、抽象度が高いので ハードルが高い。

そのため、軽度知的障害の子に合わせて「絞る・繰り返す・具体化する」が鍵🔑

範囲をしぼる

全範囲を完璧には現実的でないので

よく出る基本問題(教科書・ワークの最初の方)だけに集中

• 点数目標を「平均点」ではなく、本人が成功体験を得られるライン(例:30点でもOK!)に設定。

繰り返し練習

ワークやプリントの同じ問題を何度も解く

→ 1冊を3周するほうが効果大。

• 文字が苦手なら、親が問題を読み上げる→口頭で答える→書くのは最小限でも良い。

具体化・視覚化

• 国語:教科書本文を音読→短い要約を書く。

• 数学:図やブロック、具体物を使って考える。

• 英語:単語カード+音読。文法より「丸暗記フレーズ」。

• 社会/理科:図・写真・イラスト・YouTube教材を使う。文章だけはNG。

短時間×毎日

• 「1日15〜20分×2回」など、集中力の切れない時間に区切る

• 長時間やると混乱して逆効果。

🌱 親の関わり方

• 「何点とれたか」よりも

→ 「この問題できたね!」「前より早く読めたね!」を強調。

• 本人の努力を可視化してあげる(カレンダーに⭕️つける、できた問題にシールなど)。

以上、参考までに。

私もこのやり方で少しずつ日々関わってやってます✏️