うちの次女、中学生になりました。
しかも、マンモス校。
小学校3つがドドンと合体して、クラスの半分は「初対面」の子たち。
普通なら緊張して…ね?気まずさMAXなやつじゃん?
なのに。
なぜか、次女。
あっという間にクラスの人気者ポジションに就任。
友達いっぱいできてるし、なんか笑顔で囲まれてるし…。
いや、ちょっと待って。
あんた、家ではよく「なんで私ばっかり」とか言ってるやん…。
なんで外でそんな社交性発揮してんの?
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◆母、驚愕。次女、推薦されるの巻。
そして、ある日聞かされた衝撃。
「ママ、私、クラス代表になった〜」
は?
え?何の代表? 給食?美化?(←まだ安心できるやつ希望)
「クラス代表!男女1人ずつってやつ!」
…え、一番責任重いポジションやん…!!
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◆代表という名の試練
そこからが地獄(いや、修行?)の始まり。
クラス代表になると何があるかというと、
代表会議に出席したり、先生からの指示を受けてクラスに伝えたり、地味にプレッシャーの多いお仕事が発生。
で、うちの次女…
記憶力、壊滅的。
もうね、かわいそうなくらい忘れる。
「言われたこと、3歩歩いたら消えてるんか?」ってくらい忘れる。
でもね、そこが次女の強み(?)でもある。
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◆焦らない。堂々と忘れる天才。
忘れる → 焦る →テンパる →泣く、みたいなテンプレあるでしょ?
うちの次女、それ、しない。
「え?あ、忘れた〜」ってサラッと口にして、
そんで、隣にいる男子代表に目で合図して全部フォローしてもらう。
それを何食わぬ顔でやる。堂々と。
もうね、「あの子…強いな」って思った。
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◆記憶力ゼロでも、愛され力100点💯
実はこれ、次女が特別すごい能力を持ってるわけじゃなくて、
「人に頼れる素直さ」と「愛嬌と空気感の柔らかさ」で周りが自然と手を貸してくれるんだよね。
たぶんクラスの子たちも、男子代表くんも、
「しょうがないな〜」って思いながら、ちょっと嬉しそうに助けてくれてる。
母としてはヒヤヒヤだけど、
「ちゃんと人と関係つくれてるんやな」って思うと、ほっとするというか…ちょっと泣けるというか…。
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◆そして私は学ぶ。忘れても、頼ってもいい。
次女を見てて気づいたのは、
「完璧じゃなくても愛されるし、助けてもらってもいい」ってこと。
記憶力ないのに代表になって、
代表なのにあっけらかんと忘れて、
それでもちゃんと、周囲と一緒に役割を果たしてる。
それって、すごくない?
私はつい「ちゃんとしなきゃ」「人に迷惑かけちゃいけない」って思いがちだけど、
次女を見てると「それでもいいのかもな」って思える。
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◆おわりに:しれっと生き抜く、強さ。
というわけで、我が家の“しれっと系女子”は、
今日もクラス代表として、記憶をすっ飛ばしながら生き抜いてます(笑)
でも、その姿がなんともたくましい。
母は、ちょっとハラハラしながらも、
こっそり誇らしく見守っております。
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崩壊上等。でも愛はある。
それがうちの子育てスタイルです。